屋根瓦の修理について

日本瓦のデメリットや魅力

2018年04月16日 11時04分

日本瓦の数少ないデメリット

耐久性に優れ、メンテナンスもほぼ必要ないと言っていい日本瓦ですが、他の屋根材に比べて劣る部分もあります。
 
  • コストが高い
  • 重い
 
この2点は、日本瓦の数少ない弱点と言えるでしょう。
日本瓦は1平方メートルあたり10000円前後が相場だと言われています。金属製の屋根材やスレートと比較すると、1平方メートルあたりで数千円の差がありますので、屋根全体の葺き替えとなるとかなりの高額になります。
 
また、重量があることもデメリットと言えます。葺き替えのところでも触れましたが、2011年の震災後から、建物の耐震性能向上を考えて、重い日本瓦から軽い金属屋根への葺き替えをする家が目立ちます。ただ、耐震性能で一番大切なことは、実は重さだけではありません。
 
躯体(くたい)と呼ばれる建築構造、たとえば基礎と壁、柱などの組み合わせが、耐震性を考える上ではひじょうに重要な要素です。確かに建物の上部に重量が集中することは好ましいことではありませんが、建物の構造自体が、耐震性能に大きく影響します。
 

日本の風土に育まれた日本瓦の魅力

日本瓦は、日本の長い歴史の中で育まれてきた、日本の風土に適した屋根材です。日本には四季があり、寒暖や空気の乾燥度合いに大きな差があります。そして日本各地で、その土地の風土に合った瓦が作られてきたのです。1000年以上の年月にわたり愛されてきた日本瓦。耐用年数、通気性と断熱性、遮音性、強度や防火性能など、様々な面で他の屋根材を凌駕します。
 
値段が高く導入しづらいという弱点はあるものの、メンテナンスに手がかからないので、長い目で見ればコストを抑えることにもつながります。